タイプライター


ロコです。



「4つのnot」を知っていますか?

もし知らないのであれば、コピー

ライティングを勉強している人であれば

「3つのnot(スリーノット)

を聞いたことがあると思います。



3つのnotというのは、



3つのnot
  • お客様は100%読まない
  • お客様は100%信じない
  • お客様は100%行動しない


という、コピーライティングの大原則です。



お客様があなたの商品を購入するまでに、

あなたが克服しなければならない壁です。



ノートに何か書いている女性

今まで言われていた3つのnot

最も有名な、これまで使われていた

3つのnotについて解説します。



お客様は100%読まない

お客様は、あなたのコピーを100%
読まないと思ってください。


例えば、あなたがインターネットで調べ物を

している時、気になった記事を開いても

最初から最後まで読まないと思います。



おそらく、飛ばし読みをして、知りたいこと

だけを頭の中に入れるのではないでしょうか?



あなたの文章に興味や関心がない限り、

あなたの文章は全て読まれないということを

頭の中に入れておいてください。



私達は普段から、インターネット、テレビ、

ゲーム、スマホなどの刺激に慣れすぎています。



そう、あなたは情報の海の中にいるのです。



例えば、読者はテレビを見ながら、

あなたのブログを見ているかも

しれません。



スマホであなたのメルマガを読んでいたら

友達からLINEが入ったので、読むのを

中断するかもしれません。



これが現実なのです。



だから、あなたのコピーがどんなに
素晴らしいものでも読んでもらえないのです。


私は初心者の頃、この「お客様は100%読まない」の壁が克服

できなくて、相当苦しみました。



今だから告白できますが、クリック率がゼロ

という時もあったくらいです。



克服できたのは、ライティングコンサルに

参加してからでした。



参加してメルマガを3通出しただけで

3日目でお問い合わせメールが来たのです。



客観的に見るとなんということもないことかも

しれませんが、あの時の私にとっては

天にも昇る気持ちでした。



これから、あなたにどうしたら、

「お客様は100%読まない」の

壁を超えることができるのか、詳細に解説します。



ホームオフィス

読者があなたのページを読む動機を作ること

大切なのは、読者があなたの記事を

読む動機を作ることなのです。



インパクトのあるオープニングにする
オープニングで読者の心を鷲掴み
(わしづかみ)にしてください。


例)

最先端のコピーライティングをタダで
学びませんか?



ベネフィットを伝える

最後まであなたのコピーを読むメリットを

読者に感じてもらいましょう。



例)

この記事を最後まで読んだら、
一ヶ月に10キロ痩せて、素敵な彼氏が
ゲットできます。



*ベネフィット…メリットの先にある満足感



簡便性を伝える

そのメリットは今スグあなたが楽に

得ることができるかも大切です。

人は難しいことを嫌うからです。



例)

あなたが日頃から鏡の前で毎日悩んでいる
シミは、このサプリを飲むだけで
あっという間に消えます。



具体性を伝える

ストレートで具体的な表現がわかりやすいです。

数字を使うと、プロのコピーライターが

書いたようになります。



例)

17個のトマトをお隣の奥さんからいただいた。



当事者性を伝える

相手が自分に関係のあることだと

思ってもらうといいです。



いつも、相手にとって切実なことや

身近なことは何かを考えておきましょう。



例)

実績ゼロなのにクライアントが殺到しました。



緊急性を伝える
「『今』読まなければならない」
と思ってもらえるかは大切です。
そういう時は、限定性を使うといいです。


例)

今日の午後5時までメロンパン半額です。



ノートとペン

キャッチコピーの書き方

読者のモチベーションを引き出せるか
引き出せないかは、キャッチコピーに
かかっています。


キャッチコピーによって、



  • ブログ
  • メルマガ
  • セールスレター
  • チラシ
  • はがき


などの媒体で、読んでもらえるかどうかが

決まります。



キャッチコピーの書き方は、



  • 「何を売るのか」ではなく、「お客様にどう役立つか」を念頭に置いて書く
  • ペルソナを設定する
  • 具体的な表現をする


この3つが重要です。



見込み客は、商品が欲しいわけでは
ありません。
その商品を使うことによって得られる
メリットが欲しいのです。


よって、「お客様にどう役に立つのか」

を念頭において記事を書きましょう。



そして、あなたが設定したペルソナに

向かって記事を書くのです。



そうすれば、あなたが書いている相手が

どんな人で、何に悩んでいて、どんなことに

フラストレーションを持っているのか

わかるようになります。



ペルソナの設定についてはこちらに

詳しく書いているので、参考にしてください。



ペルソナを意識したライティング方法 ターゲットとの違いは?



また、曖昧な表現は、人を混乱させます。



例えば、「水」と言ったら、水たまりの水を

思い浮かべる人もいるでしょうし、水道の水を

思い浮かべる人もいるでしょう。



ペットボトルのミネラルウォーターを

思い浮かべる人もいるかもしれません。



それは、コピーからの離脱を引き起こす

原因にもなるので、具体的な表現を

するようにしましょう。



キーボードを打っている男性

お客様は100%信じない

お客様は、あなたの記事を100%

信じません。



読者に共感して、信じてもらう

「お客様は100%読まない」 の壁を超えたら、

次は 「お客様は100%信じない」 の壁を

超えなければなりません。



つまり、読者に共感して、信じてもらうのです。
人を行動させるには、共感や信用を
勝ち取る必要があるからです。



読者の信頼を高めるものとして

あげられるのが、



  • 実績
  • 経歴
  • 権威者や有名人の推薦
  • 専門家からの意見


などです。



例えば、



「北朝鮮に詳しい東京大学の○○教授に

 よると。。」



などとニュースでよく言っていますが

これは、視聴者を信用させやすいので

そういう表現をするのです。



発言や主張には理由を添える

また、発言と主張には、全て理由を
添えましょう。


なぜなら、読者の共感と信用を得ることに

つながるからです。



何かを断言したら、「なぜなら…」と

伝えるクセをつけましょう。



多くの言葉や情報を読者に与える

それから、9多くの言葉や情報を
読者に与えることも大切です。



相手に自分の主張を信じてもらうには

多くの情報で説得することが必要だからです。



セールスレターがやたら縦に長いのもこのためです。



文体から自信を感じさせる

また、文体から自信を感じさせるコピーは

説得力が増します。



これはコピーライターでも、よく

みかけるのですが、エクスクラメーション

マーク(ビックリマーク)が多い人がいます。



エクスクラメーションマークの多用は自信の

なさの現れなので、あまり使わないように

しましょう。



さらに、文末に、「〜と思う」「らしい」

「みたい」が多いと自信が感じられないので

多用しないようにしましょう。



ノートとペンとラベンダー

お客様は100%行動しない

「お客様は100%読まない」

「お客様は100%信じない」



これらの2つの壁を超えたら、



「お客様は100%行動しない」



の壁を超えなければなりません。



これは、見込み客に「今スグ」行動させる
ことができるかどうかにかかっています。


なぜなら、見込み客に考える時間を

与えると、成約できないからです。



確実に読者を行動へと導くには、



  • 緊急性・締切
  • 限定性・希少性


を与えればいいです。



例)

  • 今日の23時59分まで1980円で購入できます(締切)
  • 感謝の気持ちを込めて今日限定ビール1杯目だけ無料(限定性)


このように、緊急性や締切、限定性、
希少性で背中を押したら、
次はCTAを伝えます。



※CTA(コールトゥアクション)…読者にして欲しい行動



「今スグ○○してください」



例)

  • 今スグ無料レポートをDLしてください
  • 今スグお申し込みください


これで、「お客様は100%行動しない」の

壁を克服したことになります。



万年筆

4つのnot

コピーライティングでは、「3つのnot」が

有名ですが、近年、「4つのnot」も

主張する人が増えてきました。



それは、



「お客様は100%読まない」

「お客様は100%信じない」

「お客様は100%行動しない」



の最初の部分に



「お客様は100%開かない」

があるというものです。



  • 開封されない壁
  • 文章に触れてもらえない壁


を超えなければならないという主張です。



この壁は、そもそも文章を読む前に存在

している壁なので、文章力そのもので

この壁を超えるのは原理的に難しい

と言われています。



これは、ブログであれば、

  • タイトルを魅力的なものにする
  • SEOで上位表示させる
  • 公開する時間帯を考える
  • SNSにシェアする


などが挙げられます。



公開する時間帯は、ゴールデンタイム

19時〜22時くらいがいいでしょう。



あなたの記事を読む人が多くなる

確率が高いからです。



メルマガならば、タイトルを工夫しましょう。

「思わず開封してしまう」ようなタイトルの

付け方はこちらに書きました。



メルマガタイトルのコツや例を伝授 テンプレートも公開



タイプライター

まとめ

これまでは、コピーライティングの3つのnotが

有名でしたが、最近では、4つのnotが主張

され始めています。



コピーに触れる前の段階、つまり、「開かない」

段階のことなので、あなたも対策が必要です。

4つの壁を克服して成約につなげられるように

お互い頑張りましょうね。



今日の記事はいかがでしたか?



「4つの壁を克服できそうにありません」



などお悩みのあなたは、私にご相談ください。



あなたのコピーを拝読させていただいて

3つアドバイスいたします。



ロコへのご質問やご相談はこちらまで

お願いいたします。



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ご質問やご相談には48時間以内に

回答いたします。

この記事を書いた人

ロココンサルタント
記事専門ライティングコンサルタント。
今まで80名以上をコンサルする。

現在は、ライティングコンサルや
情報発信、コンテンツビジネス、
Kindle執筆などを行う。

年商1億円のクライアント、
10記事コンサルしただけで
コンサルタントになった
クライアントがいる。

Kindleは6冊出版。
Amazonランキングで6部門1位に
輝いたり、頻繁にベストセラー入り
したりする。